calSync(カルシンク)は、Google カレンダーおよび Microsoft Outlook カレンダーと連携し、空き時間の抽出から予約確定・カレンダー登録・各種通知までを自動化するクラウド型の日程調整サービスです。社外との打ち合わせ調整、面接調整、チーム面談など、メールの往復で発生する調整コストを削減します。
| 製品名 | calSync(カルシンク) |
|---|---|
| 提供形態 | クラウドサービス(SaaS)。ブラウザ利用・インストール不要 |
| テナント方式 | マルチテナント方式(組織単位でデータを分離) |
| 対応ブラウザ | Chrome / Edge / Safari / Firefox の最新版 |
| 対応端末 | PC・タブレット・スマートフォン(レスポンシブ / PWA 対応) |
| ログイン方式 | OAuth 2.0(Google アカウント / Microsoft Entra ID) |
|---|---|
| パスワード | calSync 側では保持しない(認証は各 IdP に委譲) |
| 初回登録 | 会社名・姓・名の入力を必須化 |
| 利用規約 | ログイン時に同意取得・記録 |
| 通知種別 | 宛先 | チャネル |
|---|---|---|
| 予約確定 | 予約者 | メール |
| 新規予約 | 参加ホスト | メール / Slack / Teams / Discord / ChatWork |
| リマインド(前日24時間前) | 予約者・ホスト | メール / Slack / Teams / Discord / ChatWork |
| キャンセル | 参加ホスト | メール |
※ メールテンプレート(件名・本文)はページ単位で編集可能。差出人アドレスのカスタマイズに対応。
| フレームワーク | Next.js(App Router)/ React |
|---|---|
| 実行環境 | Vercel(サーバーレス) |
| データベース | PostgreSQL(マネージド) |
| 認証基盤 | OAuth 2.0(Google / Microsoft Entra ID) |
| 外部 API | Google Calendar API / Microsoft Graph API |
| メール配信 | 独自ドメイン送信(SPF / DKIM / DMARC 設定済) |
| DNS / 配信 | Cloudflare DNS + CDN |
| 通信 | 全通信 TLS 暗号化・HSTS 有効 |
| 分類 | 対策内容 |
|---|---|
| 認証 | OAuth 2.0 のみ使用。パスワードを calSync に保存しない |
| トークン保護 | アクセス / リフレッシュトークンを AES-256-GCM で暗号化保管。平文保存なし |
| 通信 | 全通信 TLS 暗号化。HSTS による常時 HTTPS 強制 |
| 権限管理 | 組織・チーム単位の権限分離。設定編集は権限保有者のみ |
| 入力検証 | 全入力項目にサーバーサイドバリデーション(型・長さ・形式) |
| 不正利用対策 | 公開 API へのレート制限・乗っ取り対策・操作の認可チェック |
| データ最小化 | 業務に必要な最小限のカレンダー権限のみ要求 |
| ポリシー準拠 | Google API Services User Data Policy(Limited Use 含む)に準拠 |
| アカウント管理 | 管理者による利用者アカウントの停止・削除が可能 |
貴社で Outlook(Microsoft 365 / Microsoft Entra ID)環境にて calSync を導入される場合、情報システム部門と連携のうえ以下の点をご確認・ご対応ください。
calSync は Microsoft Graph API の権限として openid / profile / email / offline_access / Calendars.ReadWrite / User.Read を要求します。特に Calendars.ReadWrite(カレンダーの読み取り・書き込み) は変更権限を含みます。「ユーザーによるアプリへの同意」を制限している企業では、テナント管理者による事前承認(admin consent)が必要です。calSync を許可アプリとして登録してください。
calSync が読み書きするのは連携した本人のプライマリカレンダーのみです。共有カレンダー・他者のカレンダー・メール・ファイル等にはアクセスしません。Entra ID の条件付きアクセスポリシーで、calSync の利用を特定ユーザー / グループに限定することも可能です。
認証は Microsoft 側で完結するため、貴社の MFA・条件付きアクセスポリシーがそのまま適用されます。IP 制限・デバイス準拠ポリシー等を設定済みの場合、それらの条件下でのみ calSync が利用可能になります。
利用者が退職・異動した場合、Entra ID 側でアカウントを無効化すれば calSync へのアクセスも自動的に失効します。加えて calSync の管理画面からも該当ユーザーの停止・カレンダー連携解除が可能です。
calSync は予約確定時に Outlook カレンダーへ予定を登録しますが、予約者(社外の相手)への招待状自動送信は行わない設計です(参加者情報はイベント本文に記載、確認メールは calSync から別途送信)。社外の予約者にホストの個人カレンダー情報が露出しない設計です。
連携時に取得する Microsoft のリフレッシュトークンは暗号化保管されます。ユーザーは Microsoft アカウントのアクセス許可ページ、または calSync の設定画面からいつでも連携を解除できます。
導入前に Entra ID のエンタープライズアプリケーション一覧に calSync を登録し、サインインログを監査対象に含めることを推奨します。定期的に「カレンダー連携状況」を確認し、不要になった連携を解除する運用をご検討ください。